株主優待で固定費の削減をしたい:TOKAIホールディングス(3167)

早期退職/FIRE
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投資と固定費削減の両立

会社を早期リタイヤすることを決断する際に、まず自分が年間で使用している金額把握のため、カードや電子マネーなどの履歴を確認し、固定費を洗い出して、その中から削減できるものを実際に削減してみた。

私の場合、実家暮らしのため住居費や食費、光熱費などを自ら負担することはなく、通信費やサブスク、そして体調不良に伴う医療費が主な品目で、一番額として大きいのがお酒代となっている。固定費削減第1段階の結果は以下の通りで、年間合計42.4万円から16.8%減の合計35.2万円となった。月間でみると3.5万円→3万円程度の支出の削減となったというのが前回の日記だった。

種別 品目 月額(円) 年額(円)
通信費 携帯電話利用料(docomo) 293 3516
通信費 携帯電話利用料(OCN)+プロバイダメール利用料 993 11916
通信費 プロバイダメール利用料(朝日ネット) 0 0
サブスク スカパー!視聴料等 2409 28908
サブスク 電子書籍定期購読(週刊少年マガジン) 1080 12960
サブスク 電子書籍定期購読(週刊少年ジャンプ) 980 11760
サブスク 電子書籍定期購読(週刊少年サンデー) 1067 12800
サブスク LYPプレミアム会員利用料金 508 6096
サブスク 電子書籍(楽天マガジン) 330 3960
医療保険 診察料 430 5160
医療保険 薬代 5000 60000
医療保険 医療保険 2138 25658
食糧費 お酒 14160 169920
寄付 定期寄付(国境なき医師団) 0 0

赤字は主な削減/廃止対象

早期リタイヤをする上で固定費の削減:第1段階 携帯電話を格安SIM 日本通信 合理的シンプルプラン290に変更
退職前の固定費の削減 前回、過去1年間の出費を一覧にまとめて、その中から一時的、突発的な出費を除いた固定費を洗い出し、削減できるものがないか検討することから始めた。トータル43.5万円ほどだったが、内訳は以下の表のとおりだ。 種別 品目 月

携帯料金をさらに下げたい

固定費の中で携帯電話やデータ通信に年間15000円ほどがかかっている。現在は日本通信のシンプルプラン290とOCNのOCNモバイルONEを契約しているが、これを丸ごと解約するわけにはいかない。

日本通信のシンプルプラン290以上に安くするとなると、通信データ量を小さくするか品質が犠牲になる可能性が高い。OCNモバイルONEに統一できればよかったが、すでにOCNモバイルONEはirumoに代わってしまったため新規契約はできないし、日本通信を解約してシンプルプラン290電話番号が変わるのは避けたい。

またOCNモバイルONEはOCNメール(プロバイダメール)を金融機関などの幅広い範囲で利用しているので解約はできない。最悪でもOCNメール単独契約(OCN バリュープラン:275円)は残す必要がある。

株主優待を利用して携帯電話料金の割引を受けるものがないか検討してみると、TOKAIホールディングス(3167)の株主優待があった。

TOKAIホールディングス(3167)の株主優待の内容

TOKAIホールディングス(3167)の株主優待は、年2回(3月/9月)配布され、以下のコースから選択ができる。

TOKAIホールディングス公式HPより引用

  1. コース:アクア商品
    1. 「うるのん『富士の天然水さらり』」500mlボトル または
    2. 飲料水宅配サービス「おいしい水の宅配便」「うるのん」の12Lボトル
  2. コース:QUOカード
  3. コース:フレンチレストラン「ヴォーシエル」お食事券
  4. コース:グループ会員サービス「TLCポイント」
  5. コース:“LIBMO”月額割引(6か月間)

保有する株式数に対して優待の内容が変わる。

100株以上 A:α.12本、β.1本
B:500円分
C:1,000円分
D:1,000ポイント
E:2,100円
300株以上 A:α.24本、β.2本
B:1,500円分
C:3,000円分
D:2,000ポイント
E:5,100円
5,000株以上 A:α.48本、β.4本
B:2,500円分
C:5,000円分
D:4,000ポイント
E:11,280円

※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。

TOKAIホールディングス(3167)は、中部地方を基盤とする会社で、子会社にTOKAIコミュニケーションズという通信事業会社を保有しており、その個人向けのサービスにLIBMOという格安SIMサービスを提供していて、Eコースでその割引を受けることが可能だ。

LIBMOのプラン

LIBMOはいくつかのプランが用意されている。まずは通話重視型のプラン。

プラン 月間データ容量 選べるかけ放題サービス 月額利用料
ゴーゴープラン 500MB 5分かけ放題 1,000円(税込1,100円)
10分かけ放題 1,200円(税込1,320円)
かけ放題マックス 1,800円(税込1,980円)

次はデータ通信主体のプラン。

プラン 月間データ容量
※翌月繰り越し可能
データ通信+音声通話+SMS(音声通話機能付きSIM) データ通信のみ(データ通信専用SIM)
なっとくプラン
(ライト)
無制限
(最大速度200kbps)
480円
(税込528円)
なっとくプラン
(3GB)
3GB 891円
(税込980円)
780円
(税込858円)
なっとくプラン
(8GB)
8GB 1380円
(税込1518円)
1,200円
(税込1320円)
なっとくプラン
(20GB)
20GB 1810円
(税込1,991円)
1,810円
(税込1991円)
なっとくプラン
(30GB)
30GB 2,480円
(税込2728円)
2,480円
(税込2728円)

LIBMOのプランと株主優待とシミュレーション

上記のプランから毎月一定額を割引する株主優待が用意されている。保有株式数から各月の割引額を算出すると以下の通りだ。

  • 100株以上:2100円÷6ヶ月=350円/月
  • 300株以上:5100円÷6ヶ月=850円/月
  • 5000株以上:11280円÷6ヶ月=1880/月

なっとくプランの音声通話機能付きSIMプランに上記の割引を適用すると以下のようになる。※価格はすべて税込

プラン データ通信+音声通話+SMS(音声通話機能付きSIM) 100株以上 300株以上 5000株以上
3GB 980円 630円 130円 0円
8GB 1518円 1168円 668円 0円
20GB 1991円 1641円 1141円 111円
30GB 2728円 2378円 1878円 848円

自分が使用するデータ通信量にもよるが、私は普段は1GB程度、使用量が増える月は3GBを超えることもある。翌月へのデータの繰り越しが可能(繰り越したデータの利用期限は翌月末)なので、最大6GBを使うことができるので、3GBプランを契約をしておけば、繰り越したデータ通信量の範囲でやりくりができそうだ。

300株保有できれば、毎月130円しかかからず、5000株保有できれば8GBプランを選択していても無料となる。2024年2月現在の株価は1000円/株前後となっているので、仮に1000円と仮定すると、株主優待を受けるために必要な金額とその優待利回りは以下の通りとなる。

想定株価 購入株式数 投資金額 優待利回り
1000円 100株 100,000円 4.2%
1000円 300株 300,000円 3.4%
1000円 5000株 5,000,000円 0.45%

5000株を保有するにはかなりの金額が必要になるし、優待利回りを見ても1桁小さい。300株なら3%以上の利回りが確保できるし、現実的なラインになるだろう。

業績

TOKAIホールディングスが2024年2月1日に発表した2024年3月期の第3四半期決算を見ると、基本インフラ事業なので景気の影響を受けにくいとは思うが、業績は非常に安定していて3期連続の増収で過去最高更新と好調で、安定した配当も続いている。※詳細は公式HPをご覧ください。

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
連19. 3 191,600 13,057 13,259 7,772 59.4 28
連20. 3 195,952 14,224 14,479 8,241 62.9 28
連21. 3 196,726 15,226 15,312 8,815 67.3 30
連22. 3 210,691 15,794 15,907 8,969 68.5 32
連23. 3 230,190 14,919 13,289 6,465 49.4 32
連24. 3予 240,000 15,000 15,000 8,500 65.1 32

※単位は百万円

配当利回りと優待利回りを合わせると300株なら6%以上はあると思うので、今後株価の調整局面を待って購入しようと思っている。固定費を削減するにはぜひ欲しい株の1つだ。

※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。

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