SRSホールディングス(8163):食事券
外食チェーンの株主優待を充実させてFIRE生活の日記でも書いたが、今後株式市場の調整局面において、以下の3つの目的のため、外食チェーン店の株主優待を充実させていこうと思っている。
- 外出するモチベーション
- ちょっとした親孝行
- 食事を作る手間を削減
欲しい株主優待を提供している会社は多数あるが、購入するための資産にも限りはあるし、片っ端から購入するわけにはいかないので、高い優待利回り、必要購入額の効率、業績などを確認したうえで、商品についても満足のいくものかを確認してから買うことにする。
年2回(3月/9月)、お食事券
今回ぜひ欲しいと思っている株主優待を提供しているのはSRSホールディングス(8163)だ。株主優待は年2回(3月/9月)以下の内容で提供されている。
時期 | 品目 | 優待獲得株数 | 枚数 | 備考 |
3月 | 食事券 | 1,000株以上 | 12000円分 | 500円分×24枚 |
9月 | 12000円分 | 500円分×24枚 |
※サトフードサービス株式会社の「和食さと」「天丼・天ぷら本舗 さん天」「法善寺夫婦善哉」、株式会社フーズネットの「にぎり長次郎」「CHOJIRO」「宅配にぎり長次郎」、株式会社家族亭の「家族亭」「得得うどん」「得得」「花旬庵」「三宝庵」「家族庵」「うどんの詩」「蕎旬」「うどんのう」「蕎菜」「とくとく」「海鮮丼家族庵」、M&Sフードサービス株式会社の「ひまわり」各店舗でご利用いただけます。
※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。
業績
業績については20年以降はコロナウィルスの感染拡大によるダメージはあったものの、24年12月には業績を回復し、経常利益進捗率は84.3%に到達し、24年3月の業績予想は大幅に上方修正されている。※詳しくは公式HPをご覧ください。
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連19. 3 | 44,512 | 1,019 | 976 | 282 | 8.5 | 6記 |
連20. 3 | 44,643 | 186 | 246 | -2,486 | -74.4 | 0 |
連21. 3 | 43,707 | -3,802 | -2,067 | -4,067 | -116.5 | 0 |
連22. 3 | 42,885 | -4,635 | 2,669 | 1,574 | 41.6 | 5 |
連23. 3 | 54,505 | -606 | -669 | -1,451 | -35.4 | 0 |
連24. 3予 | 59,500 | 1,900 | 1,900 | 1400 | 6 |
※単位は百万円
有利子負債はあるものの、自己資本比率は43.5%と高く、経営状況に不安は見当たらない。
商品の品質を確認してみる
株主優待食事券が利用できる店舗の中で、自宅から最も近い家族亭ブランドの「蕎菜」に行って実際に食事をしてみることにした。
メニューには和食メニューが充実しており、そば/うどん、てんぷら、どんぶりもの、和食御膳、和菓子系スイーツにお酒などがメニューに並んでいる。
その中から天ざる蕎麦と寿司2貫(本マグロ)セット(期間限定)(税込1530円)を1つ。
うな重セット(税込1890円)を1つ注文して、シェアしていただいてみた。
家族亭はテーブル上でも注文が可能だが、スマートフォンからも注文も可能で、公式アプリには蕎麦増量やデザート、ドリンクなどのサービスが受けられるクーポンが利用でき、うな重セットは蕎麦増量サービスを使っている。
外食チェーンということで、1つ1つの料理の品質に専門店のような大きな期待はしていなかったが、さくさくてんぷらや脂の乗ったお寿司は、美味しくいただけたし、お蕎麦はつるっつるに仕上がっていて、うなぎはふっくらとした仕上がりで想像よりとてもおいしかった。
各種お弁当にうどん、どんぶりものも選べるテイクアウトメニューも存在し、その中にうな丼もある。最近はうなぎの価格もうなぎのぼりで、専門店へ食べに行く頻度も下がり気味だが、このくらいの品質でウナギを食べられるなら、株主優待の利用に困ることはないなと思った。
株主優待+配当利回りが5%超で購入
業績にも問題がなく、食事メニューも十分美味しくいただける内容だったので、ぜひ株主優待を目的として株式を購入したい。私が株主優待を目的として株式を購入する基準は優待(+配当)利回りが5%程度あることが一応の条件だが、2024年2月現在のSRSホールディングス(8163)の株価は1200円前後で、株主優待取得に必要な株式数は1000株となる。
期待優待利回り | 想定株価 | 必要金額 |
2% | 1200円 | 120万円 |
5% | 480円 | 48万円 |
10% | 240円 | 24万円 |
経営状況がよい場合の配当は5円/1株程度、24年3月は6円/株なので、それを含めても3%程度とやや利回りは低い。今後金融危機などが発生し株価が一時的に下落することに期待して、5%に近いところで購入できる局面が訪れれば、絶対に購入しようと思っている。
※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。
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