焼肉坂井ホールディングス(2694):優待券+割引券
外食チェーンの株主優待を充実させてFIRE生活の日記でも書いたが、今後株式市場の調整局面において、以下の3つの目的のため、外食チェーン店の株主優待を充実させていこうと思っている。
- 外出するモチベーション
- ちょっとした親孝行
- 食事を作る手間を削減
欲しい株主優待を提供している会社は多数あるが、購入するための資産にも限りはあるし、片っ端から購入するわけにはいかないので、高い優待利回り、必要購入額の効率、業績などを確認したうえで、商品についても満足のいくものかを確認してから買うことにする。
年2回(3月/9月)、優待券+割引券
今回ぜひ欲しいと思っている株主優待を提供しているのは焼肉さかいなどをチェーン展開している焼肉坂井ホールディングス(2694)だ。
\ | 株主優待券 (3月) |
株主優待券 (9月) |
特別株主優待券 (3月) |
割引券 |
100株以上 | – | – | – | 10%引2枚 |
1,000株以上 | 500円 | 500円 | – | 10%引3枚 |
2,000株以上 | 1500円 | 1000円 | – | 15%引3枚 |
5,000株以上 | 4000円 | 2500円 | – | 15%引3枚 |
10,000株以上 | 8000円 | 5000円 | – | 15%引5枚 |
20,000株以上 | 8000円 | 5000円 | 20000円 | 15%引5枚 |
30,000株以上 | 12000円 | 7500円 | 20000円 | 15%引5枚 |
40,000株以上 | 16000円 | 10000円 | 20000円 | 15%引5枚 |
50,000株以上 | 18000円 | 12000円 | 20000円 | 15%引5枚 |
60,000株以上 | 20000円 | 14000円 | 20000円 | 15%引5枚 |
継続保有期間に応じた追加贈呈優待券(3月)
追加贈呈優待券(3月) | 継続保有2年以上 | 継続保有5年以上 |
1,000株以上 | +500円 | +2000円 |
※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。
業績
業績は正直言って芳しくない。新型コロナウィルスの感染拡大の影響も大きいが、全国展開している割に営業利益率が低く、この数年かろうじて黒字は維持しているが、いつ赤字に転落してもおかしくないほどのぎりぎりの経営状況だ。自己資本比率は45%以上と安定してはいる。
※詳しくは公式HPをご覧ください。
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連21. 3 | 19,733 | -1,868 | -1,292 | -2,015 | -8.7 | 0 |
連22. 3 | 18,301 | -1,945 | 999 | 460 | 2 | 0.5 |
連23. 3 | 23,055 | -249 | 480 | 277 | 1.2 | 0.5 |
連24. 3予 | 21,684 | 181 | 237 | 40 | 0.17 | 0 |
※単位は百万円
ただ、新宿や渋谷、表参道など外国人観光客が集まる場所に展開している店舗には今後インバウンド需要が見込める可能性が高いので、インフレによる利益の圧迫を跳ね返して、今後の業績回復に期待したいところだ。
どの店舗も遠い
焼肉さかいで最も近いのが我が家から最も近い店舗は村さ来 五反田店だが、ここでは株主優待券の利用ができない。徒歩20分圏内には株主優待券が利用できる店舗はないため購入の候補からは外していたが、自転車での移動を含めると何とか届く距離にあるのが2店舗ある。
交通費を支払ってまで株主優待を使うのはあまり好まないが、ビックカメラ有楽町店へ行く際に銀座方面に行く機会もある。
周辺にある鰻 高之屋 銀座本店は候補に入ってくるだろう。ほかほかのおいしいうな重が食べられるなら少し遠くても行きたい。
一度どこかの店舗を訪れて味を確認したいと思っている。
株主優待+配当利回りが5%超で購入
株主優待が贈呈される条件がかなり細かく設定されているが、優待利回りが高くなるのは特別株主優待券が発行が開始される、20000株を保有した時の165%となる。少々保有株式数のハードルが高いが、株価が100円/株を超えることはあまりないので、手の届く範囲だろう。
保有株式 | 優待合計金額 | 優待合計金額/保有株式 |
1,000株 | 1,000円 | 100% |
2,000株 | 2,500円 | 125% |
5,000株 | 6,500円 | 130% |
10,000株 | 13,000円 | 130% |
20,000株 | 33,000円 | 165% |
30,000株 | 39,500円 | 132% |
40,000株 | 46,000円 | 115% |
50,000株 | 50,000円 | 100% |
60,000株 | 54,000円 | 90% |
私が株主優待を目的として株式を購入する基準は優待(+配当)利回りが5%程度あることが一応の条件だが、2024年3月現在の焼肉坂井ホールディングス(2694)の株価は85円前後で、最も効率よく株主優待を取得できる株式数は20000株となる。継続保有期間を5年とした場合の合計優待金額は35000円分となり想定優待利回りは以下の通りだ。
期待優待利回り | 想定株価 | 必要金額 |
2% | 85円 | 170万円 |
3% | 58.3円 | 117万円 |
5% | 35円 | 70万円 |
優待利回りは決して高くないし、5%の優待利回りになるのは35円現在の株価の半分以下まで下落が必要になる。配当もあまり期待できないため、5%の総利回りも期待ができない。
店舗も歩いていける距離のぎりぎりの範囲なので、他の株式に比べると優先順位は低いが、もし株価の調整局面で大幅に株価が下げ、業績への悪影響が出ていなければ絶対に買いたい銘柄だ。
※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。
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