松屋フーズホールディングス(9887):優待券
外食チェーンの株主優待を充実させてFIRE生活の日記でも書いたが、今後株式市場の調整局面において、以下の3つの目的のため、外食チェーン店の株主優待を充実させていこうと思っている。
- 外出するモチベーション
- ちょっとした親孝行
- 食事を作る手間を削減
欲しい株主優待を提供している会社は多数あるが、購入するための資産にも限りはあるし、片っ端から購入するわけにはいかないので、高い優待利回り、必要購入額の効率、業績などを確認したうえで、商品についても満足のいくものかを確認してから買うことにする。
年1回(3月)、お食事券
今回ぜひ欲しいと思っている株主優待を提供しているのは、牛丼チェーン店などを展開している松屋フーズホールディングス(9887)だ。
品目 | 優待獲得株数 | 枚数 | 備考 |
食事券 | 100株以上 | 10枚 | 1年以上 |
12枚 | 3年以上 |
優待券は1枚につき、利用可能メニューのうち1食を松屋、松のや、マイカリー食堂、すし松、松軒中華食堂、ステーキ屋松、terrasse verte、麦のトリコにて食べることができる。
店舗に行って食事をする機会がなくても、牛めしの具、豚めしの具、オリジナルカレーの具などの詰め合わせセットに変更することもできるのはうれしい。
※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。
業績
松屋フーズホールディングス(9887)も新型コロナウィルスの感染拡大が、業績に影を落としていたが、昨年度から業績を持ち直し、今年度は増収増益予定となっている。※詳しくは公式HPをご覧ください。
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連21. 3 | 94,410 | -1,683 | 33 | -2,376 | -124.7 | 24 |
連22. 3 | 94,472 | -4,200 | 6,398 | 1,105 | 58 | 24 |
連23. 3 | 106,598 | 1,468 | 3,914 | 1,255 | 65.9 | 24 |
連24. 3予 | 125,700 | 4,500 | 5,000 | 3,000 | 157.37 | 24 |
※単位は百万円
近年は松のや、マイカリー食堂、すし松、松軒中華食堂、ステーキ屋松、terrasse verte、麦のトリコと新しいブランドの展開をしていて、新規顧客の開拓に力が入れているのも評価したい。
食事してみると
学生時代は吉野家やランプ亭などの牛丼チェーン店はよく利用していたが、2003年頃のBSE問題以降牛丼チェーン店から足が遠のいた。このBSE問題で吉野家が牛丼を出せなくなってから、松屋やすき家などのチェーン店がシェアを伸ばしていったと記憶しているが、学生時代には松屋の店舗は身近になかったので、店舗で食事をした記憶はないので、店舗のシステムがどうなっているかは知らない。
この10年くらいだろうか、松屋の牛めしの冷凍食品が出回るようになって我が家でも昼食時に食卓に並ぶようになったので、月に何度かは食べる機会がある。一人暮らしでもご飯を炊けば食べられるので、手軽でおいしいし重宝している。私は生卵をかけて食べるのが好きだ。
今住んでいる地域には10分ちょっと歩けば「松屋」があるが、頻繁に食べに行くにはちょっと距離を感じる。かつを提供する「松のや」、寿司を提供する「すし松」なども一度食べてみたいと思っているが、一番近そうなのが青物横丁ということで、自転車を使ってもちょっと遠い。
株主優待+配当利回りが5%超で購入
業績にも問題がなく、食事メニューも十分美味しくいただける内容だったので、ぜひ株主優待を目的として株式を購入したい。私が株主優待を目的として株式を購入する基準は優待(+配当)利回りが5%程度あることが一応の条件だが、2024年3月現在の松屋フーズホールディングス(9887)の株価は6000円前後で、株主優待取得に必要な株式数は100株となる。
松屋で定食を食べるとき高額なものでも1000円程度と考えると、3年以上保有した場合の株主優待券の価値は12000円相当となる。
期待優待利回り | 想定株価 | 必要金額 |
2% | 6000円 | 60万円 |
3% | 3600円 | 36万円 |
5% | 2400円 | 24万円 |
2024年3月期の配当は24円/株なので、配当利回りは0.4%となる。優待利回りだけで計算すると利回りは低いが、今後の株価の調整で総利回りが5%程度になる局面があれば絶対購入したいと思っている。
※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。
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