コロワイド(7616):優待利回り15.2%~長期保有株式

株主優待

コロワイド(7616):優待ポイント

リーマンショックの大暴落で大きな損失を被った後、日本株式が底を打って全体が割安になっているのを見て、2010年5月にたまに行く居酒屋チェーン店「北の味紀行と地酒 北海道」を運営しているコロワイドの株を購入した。関東だと以下のようなブランドが見かけます。

年2回(3月、9月)、500株保有がお得

500株以上の株主にコロワイドグループ店舗(一部の店舗を除く)で利用できる優待ポイント(10000円相当)を下記期限に合わせ各2回発行。(2023年1月現在)

発行基準日 発行日
9月30日時点での確定株主様 12月と翌年3月に発行(各1万円相当)
3月31日時点での確定株主様 6月と9月に発行(各1万円相当)

※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。

購入額と優待利回り

購入したのはリーマンショック後の底値とは言えないが、500円台とかなり割安な時期に購入できたので、5~6年保有すれば購入金額を上回る優待を得ることができるため、すでに保有から10年以上経過しており、購入時の元本は回収した状態だ。

購入時株価 525円/株
保有株式数 500株
保有継続年数条件
優待内容 優待ポイント 40000円分
優待利回り 15.2%

2023年1月現在で株価は2300円前後と、キャピタルゲインも十分に得られていて、暴落時のバーゲンセールの恩恵を得られている。

優待ポイントは商品と交換も可能なのがポイント高し

コロワイドの株主優待で得られる優待ポイントは、お店で1ポイント1円分として支払いに利用することができるのが最大のメリットだが、利用可能なお店が近くにない場合もあるし、お店に通う時間がないこともある。

お店に通うことができない株主にも優しい優待制度になっていて、株主優待専用サイトから優待商品を申し込むことができるのが購入した大きなポイントだ。

例えば「国産黒毛和牛サーロインステーキ」が13000Pで申し込むことができる。さしの入ったステーキ肉が2枚送られてきた。いつも1枚を2人で分けて食べるくらいでちょうどよい。

また「バンノウ水産 厳選【本鮪】の詰め合わせとネギトロのセット」も同じく13000Pだ。※写真は1セットだが2セット分送られてきた。こちらはお寿司やお刺身、どんぶりにして食べる。

ポイントの消費量は商品ごとに異なるし、商品も定期的に入れ替わるが、宮のたれのハンバーグセットや、シルスマリアのチョコレートセットなど、選択肢も10個くらいあるのがうれしい。チョコレートは会社で女性に配ると喜ばれる。

業績

自己資本比率が17%、有利子負債が多く、利益剰余金もマイナスと、新型コロナウィルスの外食産業へのダメージがいまだに残っている印象は受けるが業績自体は回復に向かっているようだ。業績が悪くなっても株主優待の改悪はないのは助かっている。※詳しくは公式HPをご覧ください。

【業績】 売上高 営業利益 税前利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
◇19. 3 244360 4082 2716 632 5.7 5
◇20. 3 235334 -4606 -8839 -6447 -88.6 5
◇21. 3 168181 -13163 -13961 -10025 -140.5 5
◇22. 3 175627 5055 2051 1437 11.3 5
◇23. 3 220830 -6743 -8446 -6801 -84.5 5
◇24. 3予 240005 1130 0

※単位は百万円

パンデミックは今後もリスクはあるし、インフレの影響もあり、金融危機によって不景気になれば外食産業への影響もあるだろう。リスクも付きまとうが、株主優待の改悪や債務超過などになるようなら手放すことも検討が必要だ。

系列会社の株式を保有するとさらに優待ポイントが得られる

2023年1月現在の優待利回りは3%まで低下しているが、金融危機などで株価が大幅に値下がりするチャンスがあれば、5%以上の利回りは期待できるかもしれない。

期待優待利回り 想定株価 必要金額
3% 2667円 133.3万円
5% 1600円 80万円
10% 800円 40万円

同じくコロワイド傘下にある会社として、アトム(7412)カッパ・クリエイト(7421)大戸屋ホールディングス(2705)があり、これら株式も使える店舗などは多少異なるものの似たシステムの株主優待が提供されているので、優待利回りが高くなったら購入を検討しようと思う。

※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。

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