日本マクドナルドホールディングス(2702):優待食事券
外食チェーンの株主優待を充実させてFIRE生活の日記でも書いたが、今後株式市場の調整局面において、以下の3つの目的のため、外食チェーン店の株主優待を充実させていこうと思っている。
- 外出するモチベーション
- ちょっとした親孝行
- 食事を作る手間を削減
欲しい株主優待を提供している会社は多数あるが、購入するための資産にも限りはあるし、片っ端から購入するわけにはいかないので、高い優待利回り、必要購入額の効率、業績などを確認したうえで、商品についても満足のいくものかを確認してから買うことにする。
年2回(6月/12月)優待食事券
今回ぜひ欲しいと思っている株主優待を提供しているのは日本マクドナルドホールディングス(2702)だ。半年以上継続保有する株式数に応じて、優待食事券(1冊当たりバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品お引換券が6枚ずつ)を配布している。
時期 | 品目 | 優待獲得株数 | 枚数 | 備考 |
6月 | 100株以上 | 1冊 | 継続保有半年以上 | |
300株以上 | 3冊 | |||
500株以上 | 5冊 | |||
12月 | 100株以上 | 1冊 | 継続保有半年以上 | |
300株以上 | 3冊 | |||
5000株以上 | 5冊 |
※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。
業績
外食産業は新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、売り上げが落ちた後回復している傾向があるが、マクドナルドはテイクアウト需要があるため、業績が赤字に転落するようなこともなく堅調な推移となっている。※詳しくは公式HPをご覧ください。
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連20.12 | 288,332 | 31,290 | 31,425 | 20,186 | 151.8 | 36 |
連21.12 | 317,695 | 34,518 | 33,618 | 23,945 | 180.1 | 39 |
連22.12 | 352,300 | 33,807 | 32,813 | 19,937 | 150 | 39 |
連23.12 | 381,989 | 40,877 | 40,734 | 25,163 | 189.25 | 42 |
連24.12予 | 406,000 | 45,500 | 44,500 | 27,000 | 203.07 |
※単位は百万円
最近は原材料費の高騰分は価格へ転嫁して値上げもしていて、今後の売り上げは落ちるどころか上がっていくだろう。
食事してみると
マクドナルドはあまり頻繁に食べないようにはしているが、月に1回程度は食べたくなってしまうくらいどこか中毒性のある好きな食べ物だ。
特にチーズバーガー系のハンバーガーとポテト、コーラの組み合わせを食べることが多く、定番で食べるのはサムライマック 炙り醤油風ダブル肉厚ビーフのハッピーセットだ。都内の近所で食べるとそれぞれの価格は以下の通りだ。
- サムライマック 炙り醤油風ダブル肉厚ビーフ:580円
- ポテト(M):330円
- コーラ(M):240円
それぞれ個別に頼むと合わせて1150円(セットは850円)で食べることができる。株主優待券ではサイズのあるメニューはどのサイズでも選べるので、サイズをLサイズに変更すると仮定すると以下の通りだ。
- サムライマック 炙り醤油風ダブル肉厚ビーフ:580円
- ポテト(L):380円
- コーラ(L):290円
個別に注文した場合の合計は1250円となる。ハンバーガーについては夜メニューの倍ビックマック(680円)などの高いものを選ぶこともできるので、株主優待券の価値を見積もるのは難しいが、だいたい7500円(=1250円×6)程度と見積もってもいいだろう。これが年2回もらえるとすると15000円相当ということになる。今後インフレが続くようであれば単価も上がっていき、さらに株主優待券の価値は上昇するだろう。
株主優待+配当利回りが5%超で購入
業績にも問題がなく、食事メニューも十分美味しくいただける内容だったので、ぜひ株主優待を目的として株式を購入したい。私が株主優待を目的として株式を購入する基準は優待(+配当)利回りが5%程度あることが一応の条件だが、2024年2月現在の日本マクドナルドホールディングス(2702)の株価は6900円前後で、株主優待取得に必要な株式数は100株となる。
期待優待利回り | 想定株価 | 必要金額 |
2.2% | 6900円 | 69万円 |
5% | 3000円 | 30万円 |
10% | 1500円 | 15万円 |
優待券だけの利回りを見れば、あまり利回りはよくないが、2023年12月度では39円/株の配当があるため、合わせると2.74%程度の利回りとなる。これでもやや利回りは低いが、今後金融ショックなどで株価の調整があった場合には、必ず購入しておきたい銘柄だ。
※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。
コメント