絶対欲しい改め、絶対に買いたくない株主優待銘柄:くら寿司(2695)優待割引券

株主優待
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くら寿司(2695):優待割引券

外食チェーンの株主優待を充実させてFIRE生活の日記でも書いたが、今後株式市場の調整局面において、以下の3つの目的のため、外食チェーン店の株主優待を充実させていこうと思っている。

  • 外出するモチベーション
  • ちょっとした親孝行
  • 食事を作る手間を削減
外食チェーンの株主優待を充実させてFIRE生活
外食チェーンの株主優待を充実会社員を早期退職を決めて、労働に縛られない生活を始めて数か月経過したが、まずは治療を専念するが最優先だ。治療に何年かかるかわからないが、今後20年の間におそらく両親は他界し、私は一人暮らしを始めることになるだろう...

欲しい株主優待を提供している会社は多数あるが、購入するための資産にも限りはあるし、片っ端から購入するわけにはいかないので、高い優待利回り、必要購入額の効率、業績などを確認したうえで、商品についても満足のいくものかを確認してから買うことにする。

年?回(月/月)、お食事券 or 優待品

今回ぜひ欲しいと思っている株主優待を提供しているのはすしチェーン無添くら寿司を運営しているくら寿司(2695)です。

品目 優待獲得株数 枚数 備考
株主優待割引券 100株以上 2500円分 会計合計1000円(消費税込み)ごとに500円の利用が可能な株主優待割引券
200株以上 5000円分
400株以上 10000円分
1,000株以上 20000円分

※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。

好ましいのは食事券ですが、くら寿司の株主優待は1000円ごとに500円割引という割引券という点は注意が必要です。

業績

外食産業は2020年に発生した新型コロナウィルスの感染拡大による影響が大きく、営業利益が赤字に転落した会社が多いが、くら寿司(2695)も20~22年の間には業績があったかしていた。5類へ移行し外食への需要が戻ってきたことで23年10月期は営業利益が大幅に改善して業績改善を果たしている。※詳しくは公式HPをご覧ください。

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
連20.10 135,835 350 1,135 -262 -6.7 20
連21.10 147,592 -2,678 3,174 1,901 48 20
連22.10 183,053 -1,113 2,457 744 18.8 20
連23.10 211,405 2,456 2,882 863 21.7 20

※単位は百万円

有利子負債も多くなく、このまま業績が安定すれば保有しても問題ないだろうと考えている。

食事してみると

先日、風の強い日に実際に無添くら寿司に行って食べてみた。

場所は品川駅の南、ほぼ北品川と言っていい。品川駅からは結構歩くので、京浜急行の北品川駅か都バスの停留所からアクセスした方がよさそうだ。

お寿司を食べるときの定番のマグロを頼んだのだが、ねっとりとした歯触りのまぐろで、シャリの酢も程よい。

大粒いくら一貫、ビックラポン厳選6貫を頼んだが、子供向けおもちゃがついているからか、握りがやや小さい気がした。ネタの鮮度も問題なく、酢飯には癖がなくて食べやすい。特に海苔の香りがよかった。自宅から歩いていくのはちょっと遠いのが残念だが、近くにあったら気軽に食べに行けるお寿司屋さんだ。

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株主優待+配当利回りが5%超で購入

業績にも問題がなく、食事メニューも十分美味しくいただける内容だったので、ぜひ株主優待を目的として株式を購入したい。私が株主優待を目的として株式を購入する基準は優待(+配当)利回りが5%程度あることが一応の条件だが、2024年2月現在のくら寿司(2695)の株価は4000円前後で、株主優待取得に必要な最低株式数は100株となる。

期待優待利回り 想定株価 必要金額
0.6% 4000円 40万円
3% 833円 8.3万円
5% 500円 5万円
10% 250円 2.5万円

現在の株価では優待利回りは1%を切っていて魅力的とは言えない。1株配当が毎年20円ということを考慮に入れてようやく優待+配当利回り1%を上回る。優待割引券の使い勝手が悪いこともマイナスポイントだが、業績の悪化がなく、金融危機などで大幅に割安になったときには、優待+配当利回りが魅力的に映るだろう。現在より圧倒的に割安になったときには絶対買いに行きたい銘柄だ。

買いたいと思っていたが、絶対に買いたくなくなった

2024年12月11日:配当を含めた株主の皆様への公平な利益還元を理由に株主優待の廃止を廃止。

https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20241211/20241210536587.pdf

2024年12月17日:取締役副社長が個人の株式を自身が代表を務める資産運用会社に売却。

https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20241216/20241216539410.pdf

株主優待の廃止によって株価を下落させることによる、節税目的だったと私には思える。

2025年2月19日:株主優待制度の再導入を発表。

https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20250219/20250219579015.pdf

これによって株価は株主優待廃止前の水準へと戻っていく。私は株式は保有していなかったし被害は被っていないが、個人投資家は株主優待の廃止を理由に売却し損失被った。私には株主への敬意を欠いた行為に映る。こういうことを堂々とやる経営者は信用できないし、この会社の運営するチェーン店(くら寿司)も二度と利用しない。

※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。

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