フジオフードグループ(2752):食事券 or 優待品
外食チェーンの株主優待を充実させてFIRE生活の日記でも書いたが、今後株式市場の調整局面において、以下の3つの目的のため、外食チェーン店の株主優待を充実させていこうと思っている。
- 外出するモチベーション
- ちょっとした親孝行
- 食事を作る手間を削減
欲しい株主優待を提供している会社は多数あるが、購入するための資産にも限りはあるし、片っ端から購入するわけにはいかないので、高い優待利回り、必要購入額の効率、業績などを確認したうえで、商品についても満足のいくものかを確認してから買うことにする。
年2回(6月/12月)、お食事券 or 優待品
今回ぜひ欲しいと思っている株主優待を提供しているのは大衆セルフ食堂『まいどおおきに食堂』や串揚げ食べ放題『串家物語』などを全国展開しているフジオフードグループ(2752)だ。
時期 | 優待獲得株数 | 枚数 | 備考 |
6月/12月 | 100株以上 | 自社PB商品(コシヒカリなど) | |
株主様優待食事券3,000円相当分 | |||
300株以上 | 自社PB商品(コシヒカリなど) | ||
株主様優待食事券6,000円相当分 | |||
10,000株以上 | 自社PB商品(コシヒカリなど) | ||
株主様優待食事券12,000相当分 |
チェーン展開している店舗で利用できる株主優待食事券は、通える距離に店舗がないと利用できないが、それ以外にも、自社PB商品との交換も可能な点はうれしい。コシヒカリなどのお米のほか、まいどおおきに食堂のカレーやお魚セット、串家物語の串カツセットなどの商品と交換ができる。
※株主優待の内容は変更されることもありますので、正確な情報は公式HPをご覧ください。
業績
新型コロナウイルス感染症の5類移行やインバウンド需要の回復によって客足は戻ったようだが、為替市場の円安進行やロシア・ウクライナ情勢の長期化、原材料や資源価格の高騰等が足を引っ張っていて、先行き不透明な状況だ。※詳しくは公式HPをご覧ください。
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連20.12 | 26,805 | -2,971 | -2,876 | -4,998 | -115.8 | 2.5 |
連21.12 | 25,453 | -3,343 | 1,785 | -489 | -11.2 | 2.5 |
連22.12 | 26,530 | -1,886 | -722 | -3,402 | -77.2 | 0 |
連23.12 | 29,756 | 389 | 296 | -706 | -1.3 | 0 |
連24.12予 | 30,655 | 800 | 711 | 163 | 3.62 |
※単位は百万円
自己資本比率は7%まで低下しており、来期予定通りに業績が回復するか世界情勢次第なところがあるのが不安要素だ。
食事してみると
歩いていくにはちょっと遠く、気軽に通える場所ではないのだが、品川へ行った際にかっぽうぎで定食を食べることにした。株主優待を入手するか、実際に食べてみて確認するためだ。
ご飯は白米と五穀米から選択が可能で味噌汁がつく。主菜は焼肉、鮭の塩焼き、さんまの塩焼き、塩鯖、鶏の唐揚げ、おろし豚カツ、豚と春野菜の味噌炒め、豚キムチ、肉じゃが、煮込みハンバーグ、牛肉のすき煮、煮さば、鶏の照焼き、豚の生姜焼きなどから選べる。※日によって内容は異なるようだ。
小鉢は、季節の小鉢、冷奴、茄子揚げ浸し、じゃこおろし、納豆、ポテトサラダ、青菜煮、きんぴらごぼう、アジフライ、コロッケ、赤ウインナー、まぐろ造り、しめ鯖、オクラおかか和え、ひじきなどから選べるらしい。
家族が選んだ五穀米、肉じゃが、あおなのおひたし、茄子揚げ浸し。
煮込みハンバーグ、コロッケ、きんぴらごぼうとひじき煮をそれぞれ選択。
肉じゃがと茄子の揚げびたしは思っていたよりもおいしくて、小鉢をいろいろ選ぶことができるので、野菜も積極的に取ることができて、しかも味も安定していて、行列ができるのもうなずける美味しさだった。この品質なら株主優待を入手する価値があると思った。
また他の株主優待の利用のため有楽町・銀座に立ち寄ることがあるので、タルト&カフェ デリスも利用したいブランドの1つだ。
株主優待+配当利回りが5%超で購入
業績はやや陰りがあり不安が残るが、食事メニューも十分美味しくいただける内容だった。来期の業績の進捗状況を見つつ回復が見込めるようなら、ぜひ株主優待を目的として株式を購入したい。私が株主優待を目的として株式を購入する基準は優待(+配当)利回りが5%程度あることが一応の条件だが、2024年2月現在のフジオフードグループ(2752)の株価は1400円前後で、株主優待取得に必要な株式数は100株となる。
期待優待利回り | 想定株価 | 必要金額 |
4.3% | 1400円 | 14万円 |
5% | 1200円 | 6万円 |
10% | 600円 | 3万円 |
来期の進捗状況が順調に推移し業績回復が見込めることが前提だが、金融危機によるバーゲンセールに期待して高い利回りが期待できる状況になったら、絶対購入しに行きたいと思う。
※株式の購入を推奨するものではありません、あくまで自己責任で購入をご判断ください。
コメント